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そんな駅の肖像を描く 駅物語

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市役所(名古屋市交通局・名城線)
〜 名古屋城見学のついでに 〜

 

  尾張名古屋は城でもつ、の名古屋城のもより駅がこの市役所駅だ。よくまちがって隣の名城公園まで行く人も多いらしい。駅名からみれば仕方のないところだろう。愛知県体育館もすぐ近く、夏には大相撲の夏場所が行われ、駅でも路上でも力士の姿が見られ、名古屋の夏の風物詩となっている。駅の見所はというと、名古屋城の高麗門に似せて造られた7番出入口だ。なかなか重厚なつくりで、木製の駅名標が目をひく。
     
  駅名の市役所とはもちろん名古屋市役所のことだ。名古屋市役所の隣には、これまた名古屋城をモチーフにしたような愛知県庁が並んでいる。この両役所の建築は共に昭和初期に建てられたもので、やはり共に登録有形文化財に指定されている。戦火で名古屋城は焼けてしまったのによく残っていたものだと思う。地下鉄の運営は名古屋市だから駅名も「市役所」となっているが、駅名標にはかっこつきで(県庁)とも書かれている。
     
  駅への出入口も市役所よりに造られていて、隣合いながらも、何か縦割りのライバル意識が見えかくれする。
駅南側の大津橋が名古屋城の水のない外堀をまたぐ。橋の南側を見ると、柵がされているが、お堀の下に通じる幅の広い階段がある。ここは昭和53年まで名鉄の瀬戸線、通称せとでんが走っていて、「大津町」駅があったところだ。
     
  お掘の中を電車が走る珍しいものだったが、現在は地下で栄町に乗り入れるルートに変更されている。当時は、多くの通勤客がこの階段を行き交ったそうだが、その様子を今に伝えるものは階段だけで、あとは自然にかえっている。市役所駅で降りたなら、名古屋城とあわせてこれらも見ていただきたい。
 (2002. 2.15撮影)
   
 
   
 
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