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心斎橋(大阪市交通局・御堂筋線・長堀鶴見緑地線)
〜 新旧駅の競演 〜

 

  心斎橋という橋が今でもあることをご存知だろうか。難波へと続くアーケードの心斎橋筋が大通りと交差するところ、その中央分離帯に立つと人口の川が流れ、レトロな石造りの橋の欄干がある。それが心斎橋だ。(ちなみにこの人口川、地下街の明かりとりの窓ガラスが川底になっていて、川の流れが地下から見上げられるようになっていて楽しい)
     
  元々は江戸時代に長堀川を開削したうちのひとり、岡田心斎という商人が架けた木の橋だった。明治6年鉄橋に架けかえられさらに明治42年石橋になった。昭和39年長堀川が埋め立てられその石橋は陸橋として移築されたが、さらに平成9年現在の中央分離帯に安住の地を得た。
     
  明治期の心斎橋に対し、心斎橋駅は大正ロマンの雰囲気を色濃く残す昭和初期の地下駅である。柱のない大アーチ形の天井に装飾照明、地下に作られた巨大空間はちょっとした異次元の世界である。一方新しく平成8年に開業した長堀鶴見緑地線のホームはコンパクトながらも、天の川が流れるような天井、夕暮れ時から夜の心斎橋をイメージさせるメルヘンチックなデザインだ。
     
  昭和30年代から平成に入るまでの時代に造られた100%機能性重視で規格化された地下駅とは一線を画す、新旧建築が手をつないだ駅である。景色がないのが地下鉄だが、駅構内、ホームの景観作りで誰もが快適に楽しく乗れる地下鉄が増えるとよいと思う。
 (2002. 2.26撮影)
   
 
   
 
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